Australia wine 主要品種とブレンド [Wine]
いよいよ夏本番。
皆さん、お変わりないですか。私は行楽を前に夏風邪を引いてしまいました。おかげでワインの味もわかりません。クーラーの当たり過ぎにご注意を。
さて、またまたオーストラリアワインのお話。同地の主要品種(ぶどう品種)とブレンドについて、ちょいとまとめますのでご参考ください。
主要品種は、白は、シャルドネ、ピノ・グリ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ヴィオニエが挙げられます。また、赤は、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ、メルロ、ピノ・ノワール、シラーズなど。
ブレンドは、カベルネとメルロ、ピノ・ノワールとシャルドネ(スパークリングワイン)、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨン、シラーズとグルナッシュ、シラーズとヴィオニエの組み合わせなどがあります。
私が輸入するPYRENEES RIDGE WINERYの畑
セミヨンといえばボルドーが有名ですね。
しかし、オーストラリアのセミヨンも負けていませんよ。オーストラリアではオーク樽を用いず、ステンレス樽で作るのが一般的です。また、5年以上、長熟させることで知られています。リースリングは辛口が主流。ライム、レモン、青林檎などに形容される爽やかな味わいです。シャルドネはオーク樽で個性付けしています(スモーキーでバニラ香がある)。私のお勧めはリースリングです。ミネラル感が強く、味わいがシャープ。夏の暑い日には最高です。
オーストラリアの赤といえばやはりシラーズです。
シラーズはオーストラリアで最古のぶどう品種で、160年の歴史があります。その適応力から、多くの地域で栽培され、多様な味わいを楽しむことができます。一般的には黒スグリ、チョコレート、ブラックペッパーなどに形容されることが多いですね。近年は厚く重たいものから、より繊細なものへと変わって来ました。ここ最近では、シラーズにヴィオニエを数パーセント加えたものが見られるようになりました。ヴィオニエを加えることで香りが良くなるのだそうです。
これに対して、オーストラリアのピノ・ノワールはまだ樹齢10年から15年、古いもので25年ぐらい。タスマニアや、ビクトリア州のポートフィリップ、ヘンティなどが代表的な生産地です。いずれの地域も冷涼。ブルゴーニュでは土壌が重視されますが、オーストラリアでは、まず気候ありきというところでしょうか。
このように歴史の浅いピノ。それでも、革新的な作り手により、素晴らしいと感じるものも少なくありません。過去、テイスティングした「カーリー・フラット」のピノには驚かされました。
あと、カベルネ・ソーヴィニヨンをお忘れなく。大地を感じさせる味わいが楽しめます。これもぜひお試しください。
皆さん、お変わりないですか。私は行楽を前に夏風邪を引いてしまいました。おかげでワインの味もわかりません。クーラーの当たり過ぎにご注意を。
さて、またまたオーストラリアワインのお話。同地の主要品種(ぶどう品種)とブレンドについて、ちょいとまとめますのでご参考ください。
主要品種は、白は、シャルドネ、ピノ・グリ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ヴィオニエが挙げられます。また、赤は、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ、メルロ、ピノ・ノワール、シラーズなど。
ブレンドは、カベルネとメルロ、ピノ・ノワールとシャルドネ(スパークリングワイン)、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨン、シラーズとグルナッシュ、シラーズとヴィオニエの組み合わせなどがあります。
私が輸入するPYRENEES RIDGE WINERYの畑
セミヨンといえばボルドーが有名ですね。
しかし、オーストラリアのセミヨンも負けていませんよ。オーストラリアではオーク樽を用いず、ステンレス樽で作るのが一般的です。また、5年以上、長熟させることで知られています。リースリングは辛口が主流。ライム、レモン、青林檎などに形容される爽やかな味わいです。シャルドネはオーク樽で個性付けしています(スモーキーでバニラ香がある)。私のお勧めはリースリングです。ミネラル感が強く、味わいがシャープ。夏の暑い日には最高です。
オーストラリアの赤といえばやはりシラーズです。
シラーズはオーストラリアで最古のぶどう品種で、160年の歴史があります。その適応力から、多くの地域で栽培され、多様な味わいを楽しむことができます。一般的には黒スグリ、チョコレート、ブラックペッパーなどに形容されることが多いですね。近年は厚く重たいものから、より繊細なものへと変わって来ました。ここ最近では、シラーズにヴィオニエを数パーセント加えたものが見られるようになりました。ヴィオニエを加えることで香りが良くなるのだそうです。
これに対して、オーストラリアのピノ・ノワールはまだ樹齢10年から15年、古いもので25年ぐらい。タスマニアや、ビクトリア州のポートフィリップ、ヘンティなどが代表的な生産地です。いずれの地域も冷涼。ブルゴーニュでは土壌が重視されますが、オーストラリアでは、まず気候ありきというところでしょうか。
このように歴史の浅いピノ。それでも、革新的な作り手により、素晴らしいと感じるものも少なくありません。過去、テイスティングした「カーリー・フラット」のピノには驚かされました。
あと、カベルネ・ソーヴィニヨンをお忘れなく。大地を感じさせる味わいが楽しめます。これもぜひお試しください。
タグ:ぶどう品種
2013-08-02 11:35
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