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Australia wine を選ぶ [Wine]

皆さん、どのよにワインを選ばれますか?

物色の時、まずエチケット(ラベル)をご覧になると思います。モダンなデザインを気に入られたり、美しい絵柄に魅せられたり、一目惚れのごとく直感的に選ぶのは、それなりに理にかなっていると思います。ただ、せっかくのワイン選び、ワインショップの方やレストランのソムリエさんとあれこれ会話を交わしながら選ぶのも楽しいものです。では何をきっかけに・・・?

以下、ご参考ください。

オーストラリアワインのエチケットは、アメリカなどのニューワールドワインと同じで至ってシンプル。特にこだわりがなければ、葡萄品種を見て、アルコール度数を確認するぐらいで良いかもしれません。でも、そこをもう一つ。生産地まで見ていただくと、世界が広がること間違いなしです。

エチケットを見る上で欠かせないのが生産地です。つまり、地理的呼称制度で認められている、リージョンを知るということ。一例を挙げれば、タスマニアやマーガレット・リヴァー(西オーストラリア州)などもそれ。リージョンは60以上あります。リージョンに認められる要件は、その地域が一年間に最低500トンの葡萄を生産し、かつ最低5ヘクタールある畑が、5カ所以上あること。

P8090762.JPG
上から、
CULLEN:ワイナリー名
MARGARET RIVER:リージョン
Pinot Noir:葡萄品種
2011:ヴィンテージ(収穫・生産年)
*このワイン、アルコール度数は裏ラベルに表記されていました

もともとオーストラリアに地理的呼称制度が導入されたのは、輸出にあたって国際法で守られるためでした。ワインがオーストラリアの重要輸出品目になったゆえなのですね。無論、今もその役目を果たしていますが、われわれ消費者にとってはそのワインを知る重要な手がかりです!

ワインショップやレストランでオーストラリアワインを見かけたら、エチケットに書かれているリージョンを確認し、販売員の方やソムリエさんに、その地域のワインにはどんな特徴があるか、ぜひ尋ねてみてください。もし、知らない地名であれば、それがどこかだけでも聞いてみてください。喜んで色々と教えてくれると思いますよ。めぼしいものが2、3本あれば、それぞれの特徴(個性)を聞いて好みのものを選んでみては。

もちろん、シャルドネがいい、あるいは今日はカベルネだ、などと葡萄品種から選ばれる方も多いと思います。ただ、リージョンを確認した上、その地域のその葡萄はどのような特徴があるかを知った上では、また楽しみが違うと思います。ちなみに、エチケットに、リージョン、ヴィンテージ、葡萄品種を明記するには、各々85%以上をクリアしなければならないと決められています。また、エチケットは常に正しく表示されているか専門機関に監視されており、これにより消費者は安心して購入することができます。

ちょっと知ると楽しいオーストラリアのワイン選び。

ぜひお試しください・・・



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