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吉實(よしさね)の包丁

包丁を購入しました。無形文化財指定店として登録される、東京/亀戸の吉實(よしさね)の洋包丁です。生粋の職人、吉實さんが丹精込めて造っていらっしゃいます。

P7070746.JPG

実は、よく知っていて購入したかと言えば否。吉實さんを知ったのはこの時が始めて。近所のデパートに「研ぎ」に来ていた吉實さんの姿を見て衝動買いです。このデパートは吉實さんの包丁を取り扱っており、吉實さん自身、定期的に来店し、売り場にコーナーを設けて購入された方が持ち込んだ包丁をそこで研いでみせます。

その姿は真に職人!

全くその気もなかったのに見入ってしまいました。

さらに売り物の包丁も手に・・

するとこれが手のひらに吸い付くようにしっくり来た。鋼の重さが心地よい。完全に魅せられてしまったのです。

購入したのは6寸の包丁。材質、形、大きさ、いろいろ種類があったものの、今ある三徳包丁(ごく普通のもの)とは違う洋包丁を、また調理スペースを考えサイズはやや小振りにし、そしてステンレスではなく鋼にした次第です。これで13,000円台。きちんと使っていれば、研ぎは半年に一度でいいそうです。また、この上位に数千円高い特鋼という材質のものもあります。こちらは一年に一度の研ぎでオッケーとのこと。

早速、家に帰って使用。う〜ん、切れる!!

迂闊に刃に指の腹など当ててはいけません。軽く当たっただけで切れます。これには自然と気が引き締まります。お陰で厨房に立つのが一段と楽しくなりました。

なお鋼ですからサビには注意が必要です。言われたのは、調理後に必ずスポンジや布にクレンザーをつけてまな板の上で包丁を磨くのだと。サビさせなければ確かに研ぎは半年に一度でいいのだろうと思います。もちろん言われた通りにしています。そして拭き上げると爽快。見ていてほれ惚れします。これ、何やら刀に通ずる所があるのかも、と思いました。



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