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Wine Country - San Francisco 2011(14) [SF Trip]

エンデバー号と聞いて、思い浮かべるのはスペースシャトル!? いいえ、ヨットマンならそれが1934年に開催されたヨットの世界最高峰の大会「アメリカズカップ」に出場したイギリス艇とわかるはず。イギリスは1870年の第一回大会から何度この大会に挑戦しても、米国に勝てなかったそうです。その同国が威信をかけて建造したのがエンデバー号でした。結局、この大会でも勝利をつかめなかったものの、この後、エンデバー号の優秀さは数々のヨットレースで証明されたそうです。

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さて、前置きが長くなりました。写真のワインの名前は「エンデバー」。エチケットのヨットを見てわかるように、由来はエンデバー号から。ソノマカウンティのドライクリークバレー、「Dry Creek Vineyard」http://www.drycreekvineyard.com/ のフラッグシップワイン(ジンファンデル)です。ワイナリーでの価格が60ドルですから、この辺りでもハイエンドな1本と言っていいと思います。写真で雰囲気が伝わと良いのですが、ボトルが実にがっしりしている。それもそのはずで、ガラスが二重になっているそうです。

ここのワインのエチケットには全てヨットがあしらわれています。海好きの自分にはこれが堪えられません。もちろん、家族経営のブティックワイナリーで、今年で40周年を迎える、ソノマではパイオニア的な存在のワイナリーです。このユニークなエチケットは、大海原をヨットで航海するがごとく、まだ不毛地帯であった当地で、何もないところから始めた、家族のワインビジネスに対するパッションがシンボライズされたものだそうです。

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さて、駆け足ながらテイスティングに立ち寄りました。確か5ドルで(記憶が曖昧ですが)、10種類ぐらいの中から、値段に関係なく、5種類ぐらいを好きにチョイスできるというリーズナブルなものでした。しかも購入すればテイスティング代は無料になったと思います。

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サーブしてくれた彼女に一枚写真を撮らせてくれと言うと、快く応じてくれました。独特の語り口が印象的でした。

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とても良いワイナリーだと思います。ソノマでワイナリー巡りの計画のある方はぜひコースに入れることをお勧めします:)

つづく



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